人生を立て直すとき、私の根底にある考え方
- 谷川みこ

- 1月5日
- 読了時間: 3分

人生の再生を誓ってから5年が経ちました。これまでの様々な学びと実体験を通して、少しずつですが自分なりの人生観や価値観が形になってきたと感じています。
生きていれば、健康の問題、人間関係の悩み、経済的な不安、生きがいの喪失など、避けて通れない課題に必ず直面します。予期せぬ出来事に出会った瞬間、人は誰でもショックを受け、立ちすくんでしまいます。その反応自体は自然なことであり、決して弱さではありません。大切なのは、その中で「諦めなくていい」「人生を投げ出さなくていい」と自分に許可を出せるかどうかだと、私は感じています。
ここで言う「諦めない」とは、無理に前向きになることでも、気合いや根性で乗り越えることでもありません。生き方の根底に「自分らしく生きることを諦めない」という姿勢が育ってくると、どんな困難に出会っても「何か解決の糸口はあるはずだ」と考えられるようになります。
もちろん、すべてが完璧に解決するわけではありません。人は年齢とともに老いていきますし、60代の自分が30代の頃の身体や環境に戻ることは不可能です。だからこそ、人生には折り合いをつけながら生きていく力が必要になります。ただしそれは、自分をごまかしたり、無理やり納得させたりすることとは違います。
例えば、ある出来事によって「もう可能性はゼロだ」と絶望を感じたとします。しかしそこで「何かできることはないか」と考え始めると、「これをすれば可能性は20%になる」「さらに工夫すれば50%まで回復するかもしれない」と、現実的な選択肢が見えてくることがあります。100%の回復や理想ではなくても、ゼロだと思っていた状態から50%まで戻れたとしたら、それは人生において大きな前進です。
心理学では、トラウマを乗り越えた先に人は成長すると言われています。これは心の回復力、いわゆるレジリエンスそのものです。
まず大切なのは「諦めなくていい」と自分に言葉をかけること、そして「何か方法があるはずだ」と考える習慣を持つことです。
人生や毎日はとても大切なものです。人は「自分のためだけに生きよう」とすると、かえって迷い立ち止まってしまうことがあります。そんな時、誰か大切な存在が生き方の軸になることがあります。
「子どもに恥ずかしくない生き方をしたい」「大切な人に胸を張れる自分でありたい」という思いは、一見すると他人のためのように見えて、実は自分自身の人生を誠実に生きるための力になります。それは自己犠牲ではなく、貢献が生きがいに変わる瞬間でもあります。
コーチングでは「答えはあなたの中にある」と言われますが、解決策は最初から完璧な形で現れるわけではありません。それでも「今より少し良くなる道」は、必ず見つかります。
その土台になるのが「可能性をゼロにしない」という姿勢です。人生は何度でも立て直すことができます。完璧でなくていい、でも諦めない。そんな生き方を、またここから一日一日積み重ねていけたらと思います。

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