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私らしさがわからない理由|「どう見られるか」で生きてきた人へ
「私らしさがわからない…」 これは、決して珍しい言葉ではありません。カウンセリングやコーチングの現場でも、よく耳にします。 このように感じている人の多くは、「何を選んできたか」よりも、「どう見られるか」を基準に生きてきた人です。周囲の期待、常識、与えられた役割に応えることを優先し、自分の本音や本心を後回しにしてきた。その結果として、「私らしさがわからない」と感じるようになるのです。 決して怠けていたわけではありません。考えてこなかったわけでもありません。むしろ逆で、いつも一生懸命だった人ほど、この感覚を抱えやすいのです。 一方で、「私らしさがわかっている人」は、最初から迷わなかったわけではありません。むしろ、長い時間、自分の中で葛藤し、矛盾と向き合い、何度も心の中で小さな内戦を起こしてきた人です。 こちらを選べば楽になる。でも、あちらを選べば自分を裏切らない。その狭間で悩み、それでも「こちらを選ぶ」と決めてきた経験の積み重ねが、私らしさを形づくっていきます。 私らしさとは、性格でも才能でもありません。それは「私はこれを大切にする」「これは譲れない
1 日前


「前向きでいられない日」があってもいい|心の健やかさの本当の意味
2026年は、「健やか」な年にしませんか? 私は、言葉は人の人生を左右するほど大切なものだと考えています。同じ出来事が起きても、どんな言葉で受け取るかによって、心の在り方は大きく変わるからです。 世の中では「元気が一番」「前向きでいよう」といった言葉をよく耳にしますし、それ自体を否定するつもりはありません。ただ、心の状態を表す言葉として、私は「元気」よりも「健やか」という表現に、より深い意味を感じています。 元気とは、外に向かうエネルギーです。活動的で、明るく、よく笑い、よく動ける状態。一方で、健やかさとは静かな内側の安定を指します。無理をしていないか、自分の感情を置き去りにしていないか、心と体の声をきちんと聞けているか。その土台が整っている状態を、私は「心の健やかさ」と呼びたいのです。 年を重ねるほど、私たちは常に元気でいられるわけではなくなります。疲れる日もあれば、気分が落ち込む日もある。それでも心が健やかであれば、「今日は休もう」「今は立ち止まる時期だ」と、自分に適切な言葉をかけることができます。 問題になるのは、「元気でいなければならない
1月8日


姿勢を整えると心も整う|新しい一年を前向きに生きるための私のテーマ
「行く年」を穏やかな気持ちで見送り、「来る年」を笑顔で迎えられた方も多いのではないでしょうか。今年は、どのような一年にしたいと考えていますか。 私の今年の目標は、実はとても控えめです。目標というよりも「一年を通して大切にしたいテーマ」に近いものかもしれません。それは、「姿勢を良くすること」です。 先日、朝日を浴びながら歩いていたとき、ふと「これだ」と腑に落ちた瞬間がありました。私はもともと極端に姿勢が悪いわけではありませんが、考え事をしていると、気づけば視線が地面に落ちていることがあります。その状態では、せっかく昇る朝日の美しさにも、お正月の準備が整った素敵なお宅の飾りにも、気づくことができません。 姿勢を意識して体を起こすと、自然と視線が上がります。すると不思議なことに、心の向きまで整ってくるのを感じます。体の姿勢と心の姿勢は、思っている以上に深くつながっているのだと思います。 今年は、前を向いて歩いていく一年にしたい。今この瞬間を感じながら、時には不安や心配を抱えたままでも、目を逸らさずに進んでいく。きっとその先には、私がほっとできる世界が広
1月3日
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